出演者プロフィール
オスバルド・レケーナ
ブエノスアイレス生まれ。アルゼンチンが誇るタンゴのマエストロの一人。音楽家であった親の影響で7歳から音楽を学び始める。17歳の時にゴジェネチェが歌手を務めていたラウル・カプルン楽団に入団。後にエドゥアルド・デ・ピアノ楽団に入団し活躍する傍ら、アルベルト・マンシオーネ、エドゥアルド・ロビーラ、マリオ・マフィアなどの楽団とも共演。ピアノ演奏の他にもラジオや録音のアレンジを多数行う。56年からはフロリンド・サッソーネ楽団で腕を奮い、その間63年にはコロンビアで伴奏楽団の仕事も行っている。68年までサッソーネ楽団に在籍し、66年の同楽団と歌手マリオ・ブストスの来日公演にも参加。68年からはアルゼンチン大手レコード会社の音楽監督を14年間務め、その間400枚以上の録音に携わる。その後、アルゼンチン・テレビ局の音楽ディレクターとして活躍。81年からはアルゼンチン国外での精力的な活動を展開、83年から10年間フアン・デ・ディオス・フィリベルト楽団の指揮を担当しながらも、いままでに60カ国を訪れ各国で好評を博している。
フェルナンド・スアレス・パス
現代最高峰のタンゴ・ヴァイオリニストの一人。1941年ブエノスアイレス生まれ。弱冠12歳でアベジャネーダ交響楽団に参加、13歳の時、国営放送局主催のジュニア・コンクールで優勝。14歳で青少年交響楽団に参加。同時期にタンゴ界に入り、サラマンカ楽団、ミゲル・カロー、オルランド・トリポディ楽団、ロス・シエテ・デル・タンゴ、バッファ=ベリンジェリ楽団、セステート・マジョールなどに参加。1978年から88年まではピアソラ五重奏団で活躍した。クラシックでは世界三大劇場の一つであるコロン劇場管弦楽団のソリストを17年間務め、91年にはホセ・ブラガードの編曲でピアソラ作品集を録音。
96年にはアストル・ピアソラ財団の依頼でピアソラ式の五重奏団を結成、アルバム『天使のミロンガ』を録音。現在でも様々なアーティストとの共演を重ね、活躍を続けている。
カルロス・パソ
第一バンドネオン。1933年ブエノスアイレス生まれ。1947年にルイス・セルビディオの楽団でデビュー。1950年〜60年には、フアン・カナロ、アルフレド・ゴビ、ホセ・バッソなど多数の楽団で演奏してきた。66年にはサッソーネ楽団のメンバーとして初来日も果たしている。84年からフィリベルトの国立オーケストラで活躍する傍ら、89年からはレケーナ楽団とともに世界ツアーを行い、1992年のタンゴ!タンゴ!日本公演でも大活躍した。
アレハンドロ・プレビニャーノ
バンドネオン奏者。1958年より、マンシオーネ、サラマンカ、フアン・サンチェス・ゴリオ、ホルヘ・カルダーラなどの楽団で活動する。64年〜70年には、当時絶大な人気を誇ったオスバルド・ピーロ楽団に在籍、活躍した。76年からはプグリエーセ楽団に参加し、79年、89年のプグリエーセ来日公演にも参加している。
他にも実力派女性歌手アメリータ・バルタールの伴奏や人気タンゴ・ダンス・ショウ“タンゴ・ポル・ドス”でも伴奏を務めるなど活躍を続けている。
クラウディオ・ロベルト・ポリ
チェロ奏者。ブエノスアイレス州ラ・プラタ生まれ。国立ラ・プラタ交響楽団の団員としてキャリアをスタート。後にフアン・デ・ディオス・フィリベルト楽団のメンバーとして活躍、またラ・プラタ・アルゼンチン劇場のソリストとしても腕を奮う。1995年、97年にはバイエンテ楽団のメンバーとして来日公演に参加。オスバルド・レケーナの公演には99年の米国・ツアー、2000年、04年の日本ツアーに参加している。2005年にはダニエル・ビアカウアのエジプト公演に、2007年にはタンゴ・ショウ“ア・ラ・グルダ”来日公演の伴奏を務めている。
ホセ・シルビオ・アコスタ
コントラバス奏者。1938年6月4日アルゼンチン・サンタフェ州生まれ。ソリストとして、ロサリオ州立交響楽団、ラ・プラタ・アルゼンチン劇場交響楽団などで活躍、国立交響楽団にも在籍。オスマル・マデルナ、ミゲル・カロー、ホルヘ・ドラゴーネ、フロリンド・サッソーネ、オスバルド・フレセド、ホセ・コランジェロ楽団、ヴィルヒニア・ルーケ、メルセデス・シモーネ、マリア・グラーニャ、ラウル・ラビエ、アルベルト・ポデスタ、ロベルト・ゴジェネチェなど多数の著名なタンゴ楽団や歌手の演奏家として活動。また1990年〜2007年、世界的ヒットダンス・ショー“フォーエバー・タンゴ”公演楽団メンバーとしても活躍。
ベロニカ・マルチェッティ
歌手。ロサリオ出身。タンゴ界ばかりではなく、アルゼンチン音楽においても目覚ましい活躍をしている実力派。アルゼンチン音楽の殿堂であるコスキン祭にて、2007年度最優秀女声歌手に選ばれるとともに、1万人の聴衆を前にフアン・ファルー、ハイメ・トーレスなど一流アーティストとの共演を果たす。現在はロサリオ州立タンゴ楽団のゲスト歌手として活動している他、ロサリオ、ブエノスアイレスの人気タンゴ・スポットに出演。2006年〜08年にはメトロポリターノ・タンゴ・フェスティバルにも出演している。ラ・オルケスタ・デル・タンゴ・デ・ラ・シウダー・デ・ブエノスアイレス、フアンホ・ドミンゲス、サルガン・デ・リオらの公演にも出演し、最近ではディエゴ・サアベドラ、オルケスタ・ティピカ・インペリアル、ルチョ・レペットの公演にゲストとして参加している。
パウラ&クリスティアン
マリア・パウラ(MARIA PAULA)とクリスティアン・バティスタ(CRISTIAN BATISTA)からなる人気ダンス・カップル。2人とも1987年から1996年まで主にミゲル・アンヘル・サラビア・アルゼンチン民族舞踊団のメンバーとして活躍。94年にはアルゼンチン外務大臣に招かれ、南アフリカ共和国のヨハネスブルグとプレトリアに、95年にはギリシャ・アテネで開催されたアルゼンチン・ウィークに出演した。97年にはオスバルド・ピーロ率いる楽団のダンス・カップルとして、3ヶ月間の民音タンゴ公演ツアーに参加、各地で好評を博した。99年、タンゴ・ブエノスアイレス・カンパニーのダンサーとしてオスバルド・レケーナとともにアメリカ合衆国公演に参加。02年、人気タンゴ楽団エル・アランケと3度目の来日を果たし、日本全国で公演を行う。
ジェシカ&アリエル
アリエルは1994年から、ジェシカは2006年から、それぞれミゲル・アンヘル・サラビア・アルゼンチン民族舞踊団のメンバーとして、イタリア、スペイン、メキシコなどへの海外公演ツアーに参加してきた。06年、ブエノスアイレスの人気タンゴ・スポットのタンゴ・ショー“エル・アルヘンティーノ”に出演。2007年2月に初めてタンゴ・カップル“ジェシカ&アリエル”として、パウラ&クリスティアン・バティスタ・タンゴダンス・カンパニーのグアテマラ、エルサルバドル公演に参加。同年10月〜2008年1月にはエステバン・ドメニッチーニ監督のタンゴ・ショー“ミケランジェロ”に出演。2008年にはロベルト・エレーラ・カンパニーのダンサーとして2度のイタリア公演に参加。現在も人気タンゴ・スポットのショー“ピアッソリア・タンゴ”に出演中。
メロディ&ホセ
2人は2006年〜2007年にタンゴダンス界屈指のダンサー、振り付け家であるモーラ・ゴドイのカンパニーに在籍。公演に出演する傍ら、ダンスの修練を積む。2006年にタンゴ・ショー“コンプレーホ・タンゴ”にてプロ・ダンサーとしてデビュー。続いて2007年には“モデロ・タンゴ”に出演。2007年“タンゴ・オディッセオ”トゥクマン公演に参加。同年の第5回タンゴダンス世界選手権では、ステージ・タンゴ部門で第4位に入賞している。2007年10月からは人気タンゴ・スポット“エスキーナ・カルロス・ガルデル”のタンゴダンス・ショーに出演し、ブラジル・ツアーに参加。2008年の第6回タンゴダンス世界選手権では見事ステージ部門で優勝を果たし、レオポルド・フェデリコ楽団、ラミーロ・ガジョ、エリカ・ディサルボら一流アーティストたちとの共演を果たした。



