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月刊ラティーナ話題の連載が単行本化!ラ米と40年余に渡り向き合ってきたジャーナリスト伊高浩昭の、渾身のルポルタージュ全24章

 

ペロン、フジモリ、ピノチェーからウーゴ・チャベス、フィデル・カストロ、ルーラ、モラレス、セラヤ、オルテガ……。ラテンアメリカの最前線を見続けてきたジャーナリスト、伊高浩昭(いだか・ひろあき)にしか書くことのできない、生々しいラテンアメリカ取材帖。政治・経済から社会・文化まで、この一冊でラテンアメリカの近現代史と、市井の人々の生活が見えてくる。

出版記念イベント 2010.5.18(火)

場所:カフェ・イ・リブロス(目黒)

時間:開場18:30/開演19:00(30名限定、要予約)

※好評のうちに終了いたしました。

 

ラ米取材帖 好評発売中

 

著:伊高浩昭

 

「大統領、あなたは孤独ですね」

ペルーのフジモリ元大統領との会話より

「あなたの政権が崩壊した原因は?」

ボリビアのトーレス元大統領へのインタビューより

著者プロフィール

伊高浩昭(いだか ひろあき)
 1943年東京生まれ。ジャーナリスト。元共同通信ラ米専門記者。1967年からラ米全域、イベリア半島、沖縄、南部アフリカなど世界100ヶ国・地域を取材。2005年から立教大学ラ米研究所「現代ラ米情勢」講座講師。著書に『青春のメキシコ』(1977年、泰流社)、『南アフリカの内側』(1985年、サイマル出版会)、『沖縄アイデンティティー』(1986年、マルジュ社)、『Cuba ─ 砂糖キビのカーテン』(1992年、リブロポート)、『イベリアの道』(1995年、マルジュ社)、『メヒコの芸術家たち』(1997年、現代企画室)、『キューバ変貌』(1999年、三省堂)、『双頭の沖縄』(2001年、現代企画室)、『沖縄 ─ 孤高への招待』(2002年、海風書房)、『コロンビア内戦』(2003年、論創社)、『ボスニアからスペインへ ─ 戦の傷跡をたどる』(2004年、論創社)など。訳書に『ベネズエラ革命 ─ ウーゴ・チャベス大統領の戦い』(ウーゴ・チャベス著、2004年、VIENT)、『チャベス ─ ラテンアメリカは世界を変える』(ウーゴ・チャベス、アレイダ・ゲバラ共著。2006年、作品社)、『フィデル・カストロ後のキューバ』(ブライアン・ラテル著、2006年、作品社)。監修書に『革命の侍 ─ チェ・ゲバラの下で戦った日系二世フレディ前村の生涯』(マリー前村、エクトル・ソラーレス前村共著、松枝愛訳、2009年、長崎出版)。2006年から月刊誌『ラティーナ』に「ラ米乱反射」を連載、2010年4月号で連載50回となる。2004年からNGOピースボート世界一周船の船上講師。

目次

第一章  思い出のブエノスアイレス〈上〉
      〈下船しただけの人々〉の怨念込め孤独を侵すタンゴ
第二章  思い出のブエノスアイレス〈下〉
      悲観の大海原に乗り出した亜国丸の老船長ペロン
第三章  トラテロルコ修羅の闇夜
      血塗られたメキシコ現代史の深い亀裂
第四章  『アドーロ』に疼いた青春の傷跡
      四〇年ぶり再会のアルマンド・マンサネロが音楽を語る
第五章  怨念を子孫に伝える叙事歌
      マヤ同胞から裏切り者視される平和賞受賞者
第六章  往時の革命家オルテガが復権
      苦節一六年に体得した変節の〈意義〉試される時
第七章  日本は〈平和憲法下の同盟国〉
      軍縮を叫ぶコスタ・リカの政治家オトン・ソリース
第八章  対米・国土回復戦に勝った将軍
      息子大統領は遺志継ぐも国民投票で棄権多数
第九章  祖国を訴えた移住者たち
      棄民半世紀――かくも長き〈国〉の無責任
第一〇章  革命家の黄昏に深い感慨
      同時代共有したカストロ体制に後継指導部
第一一章 〈キューバ解放〉掲げる圧力団体
      テロリスト受け入れるマイアミ反カストロ派の系譜
第一二章 また一人〈キューバの女傑〉逝く
      「革命の中の革命」に献身したビルマ・エスピン
第一三章 〈存在する不在〉チェ・ゲバラ
      没後四〇周年、世界がなおも渇望する正義の象徴
第一四章 闇に消えたETAゲリラ
      スペイン内戦勃発七〇周年に甦る会見の記憶
第一五章 西国植民地最初の自由な地
      解放者ベンコス・ビオホーが叫ぶコロンビア黒人村
第一六章 貧者大衆は〈革命〉を静かに喜ぶ
      自由・平等・豊かさの保障が〈チャベス社会主義〉の課題
第一七章 生き血吸う債務蛭は撲滅を
      新憲法に赤道国の変革懸ける青年大統領R・コレア
第一八章 変身し復活したアプラ男
      選良の文豪は自己過信して屈辱の敗北 183
第一九章 自業自得で溺れたフジモリ
      二一世紀の不死鳥ならぬ被告になった初老の孤独
第二〇章 異境で暗殺された人民の将軍
      ボリビアの残虐クーデターの背後に米国の影
第二一章 元独裁者の醜悪な最期
      パラグアイの老いた恐竜ストロエスネル
第二二章 ブラジル民主の礎に日系ゲリラ
      ルーラ大統領の再選と許し難い与党PTの腐敗
第二三章 チリに咲いた真っ赤な薔薇
      大統領になるミチェル・バチェレーの系譜
第二四章 無処罰のまま灰になった老人
      歴史悪を正当化する傲慢は彼の地にも此の地にも