Orquesta AurorA

現在のタンゴシーンを牽引する若手ミュージシャンで構成されるこのバンドは、本場ブエノスアイレスの評価も高い。会田桃子(Vn)、青木菜穂子(Pf)を中心に、古典からオリジナルまでこなす。

 

会田桃子(Vn)

横浜市生まれ。3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。在学中よりアストル・ ピアソラやアルゼンチンタンゴに興味を持ち、バンドネオン奏者小松亮太氏のタンゴバンド「小松亮太&ザ・タンギスツ」でタンゴの演奏を始める。卒業後は小松氏のバンドで数年間ソロバイオリン奏者を務め、国内外のコンサートで活躍。その後度々本場ブエノスアイレスを訪れ、現地のミュージシャンたちとのライブ や、ブエノスアイレス市立タンゴオーケストラ学校への短期入学などで研鑽を積んだ。2000年より自身のタンゴバンド「クアトロシエント ス Cuatrocientos」を立ち上げ、ライブ及びコンサート活動、タンゴ ダンスショー、アルバム製作などを精力的に行う中、日本人の生み出す、ピアソラ以降の現代タンゴの形を模索するべく、アルゼンチンタンゴの作編曲に、非常に強く力を注いでいる。
また、タンゴ以外の様々な音楽シーンでも活躍。クラシック、ジャズ、フラメンコ、ポップス、ブラジル、 キューバンなど、その活動は多岐に渡る。2007年には自身のワールド&ポップスバンド「ピンクショコラ」も立ち上げ、オリジナル作品を中心に、タンゴと対照的な音楽造りも探求している。ポップスシーンでは、数多くのシンガーのバックオーケストラのコンサートマスターを務め、これまでに、ピーボ・ブライソン、倖田來未、平原綾香、大黒摩季、小柳ゆき、杏里、中西圭三、別所哲也、 HIROなどと共演している。
クアトロシエントスでは、2004年にヴァイオリンのラミーロ・ガジョをゲストで招き、2005年には韓国の人気番組EBSスペース共感に、チェリスト、ソン・ヨンフン氏と出演、2006〜2008年には数回に渡り、韓国、香港での公演や、豪華客船内でのショーを度々行っている。ファン・カルロス・コペス、ミゲル・アンヘル・ソト等のタンゴダンサーとの共演も数多く行っている。

青木菜穂子(Pf)

東京都出身。武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。在学中よりタンゴに興味を持ち、演奏を始める。
 2002年単身アルゼンチンに渡り、Nicolas Ledesma、Emilio De La Penaに師事する。2003年よりEmilio Balcarce指揮によるBsAs市立楽団『ORQUESTA Escuela de Tango』のピアニストとして2年間TV <Solo Tango> 、RADIO <2×4>等で演奏、Jose LibertellaやNestor Marconiを始め多くの巨匠と共演する。同時にバンドネオン、チェロ、ピアノによる自己のトリオも結成、活動の場を広げた。2004年第6回ブエノスアイレス国際タンゴフェスティバルでソロピアノ、歌手Sayacaとのデュオ、オーケストラと3部門で出場。 ブエノスアイレスの雑誌「TXT」、朝日新聞等に掲載された。2005年1st CD《TierraQuerida》(アルゼンチン録音/BishopRecords)を発表し、帰国後自身のグループを率いて活動。

2006年再び渡亜、Horacio Romo(Bn),Pablo Agri(Vn),Daniel Falasca(Cb)とCD録音の他、現地ミュ−ジシャンやダンサーとSHOW(tangueria MADERO TANGO、Salon DANDI)やダンスホール等で演奏。11月には2nd CD《Buenos Aires, Mi Refugio》(アルゼンチン・東京録音/BishopRecords)を発表。

 2007年1月に第7回 Cumbre Mundial(チリ/タンゴフェスティバル)で演奏したほか、2007年3月にはそのまま第9回 ブエノスアイレス国際タンゴフェスティバル出場。

2008年2.3月渡亜、‘2×4tokyo’のピアニストとしてBuenos Aires市内にてゲストにRamiro Gallo(Vn),Federico Pereiro(Bn)等を招いての公演を行う。シンガーソングライターAriel Asselbornとのデュオ活動開始。また国内でも杉本彩主演によるshow、タンゴノスタルジアへ参加など活動の幅を広げる。

2009年2月、ハーモニカのJoe Powers Bandでアメリカツアーを敢行。2009年3月に行われた第8回Cumbre Mundial(バリローチェ/タンゴフェスティバル)には‘2×4tokyo’で出場し、脚光を浴びた。

吉田篤(Vn)

 山口県出身。山口県学生音楽コンクール金賞及びコンクール大賞受賞。全日本学生音楽コンクール福岡大会第一位。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業、同大学大学院室内楽科ヴィオラ専攻修了。現在、同大学管弦楽研究部非常勤講師。ヴィオラを務める弦楽四重奏団「カルテット・アーニマ」で松尾学術振興財団より音楽助成を、またリゾナーレ室内楽セミナーにて緑の風奨励賞を受ける。タンゴは大学在学中より始め、「小松亮太&タンギスツ」などのバンドに参加。現在「小松真知子&タンゴクリスタル」「Tango-jack」「ロス・タンゲーロス」等のバンドで活躍。

北村聡(Bn)

 関西大学文学部中退。大学在学中にバンドネオンに出会い、小松亮太氏に師事。アルゼンチンに短期留学しフリオ・パネ、オラシオ・ロモのレッスンを受ける。またオルケスタ・エスクエラ・デル・タンゴに参加し学び、大型タンゲリーア「エスキーナ・デ・カルロス・ガルデル」や「チェ・タンゴ」に出演した。2001年ベトナムでピアソラのバンドネオン協奏曲を演奏、2003年、バンドネオンの最高峰、レオポルド・フェデリコ氏の日本ツアーに参加した。2007年にはチリのバルパライソで行われた世界タンゴサミットに、またミゲル・バルベーロ・セステートのメンバーとしてモントリオールタンゴフェスティバルに出演。2008年、小松亮太氏の「若き民衆」公演ではピアソラの「プンタ・デル・エステ組曲」のソリストを務めた。これまでに、鈴木理恵子、須川展也、店村真積、平部やよい、菊地成孔、川井郁子、夏木マリ、あがた森魚、エゴラッピン、ビクトル・ラバジェン・オルケスタ、仙台フィル、奈良フィル等と共演、様々なアーティストのレコーディングに参加している。現在クアトロシエントス、小松亮太&オルケスタティピカ、中島ノブユキ・エテパルマ・アンサンブル等で活動中。

鈴木崇朗(Bn)

2001年よりバンドネオンを小松亮太氏に師事。

2005年には小松亮太&オルケスタティピカのメンバーとして南米ツアーに参加し、ペルー、パラグアイ、アルゼンチン、ブラジルで公演。好評を博す。同年、単身アルゼンチンに留学し、バンドネオンをオスバルド・モンテス氏に師事。また同年小松真知子&タンゴクリスタルのメンバーとしてアルゼンチンサンルイス州で行われた国際タンゴフェスティバルに参加した。2007、2008年にはアルゼンチンに留学し、バンドネオンをフリオ・パネ氏、ネストル・マルコーニ氏に師事。2009年には2×4Tokioのメンバーとしてアルゼンチンバリローチェで行われた世界タンゴサミットに参加。また、Bar Sur、Biblioteca Ncionalでのリサイタルに参加。現在小松亮太&オルケスタティピカ、小松真知子&タンゴクリスタル等で活動中。

東谷健司(Cb)

1969年生。三重県鈴鹿市出身。早稲田大学第一文学部卒。

オルケスタ・デ・タンゴワセダ91年度バンドマスター。在学中より、赤坂に有ったタンゴラウンジ「ノスタルヒアス」にて、演奏活動を開始。卒業後も「ノスタルヒアス」の専属コントラバス奏者として、アルゼンチンより来日したトップアーティストたちと3年間に渡り研鑽を積む。「ノスタルヒアス」で共演したマエストロは、ホルヘ・ドラゴーネ(p)、オマール・バレンテ(p)、サントス・マジ(bn)、カルロス・ニエシ(bn)、ロベルト・シカレ(p)、ポーチョ・パルメル、ビクトル・ビジャダンゴス(gt)ほか。

1996年から2002年頃まで、「小松亮太とタンギスツ」のメンバーとして多くのコンサート、ライブ、CD録音等に参加。2000年にはビクトル・ラバジェン(bn)とも共演。1996年ピアニスト熊田洋と、デゥオ「エル・タンゴ・ビーボ」を結成。ライブ、コンサート等で活動中。また、数々のタンゴ楽団のサポートメンバーとしても活動中。2008年3月「2×4TOKYO(ドス・ポル・クアトロ・トーキョー)」のメンバーとしてアルゼンチン、ブエノスアイレスの「ラ・カサ・デル・タンゴ(タンゴの家)」、「フェルナンデス・ブランコ博物館」でのコンサートに参加。2009年3月同じく「2×4TOKYO」のメンバーとして、アルゼンチン、バリローチェにおける「世界タンゴサミット」での演奏、ブエノスアイレスの「国立図書館ホール」でのコンサートに参加。


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